薄毛対策としてよく耳にする情報の数々は本当なのでしょうか?
正しい知識を持って薄毛対策をしたいですよね。
今回は、様々な薄毛対策や髪の毛の常識の真偽をお話致します。
昔からよく言われる薄毛の迷信・情報も実は間違いかもしれません。
かつら・ウィッグ・エクステは薄毛の元?!
手軽かつスピーディーに薄毛を隠せる対策であるため、利用している人も多いのではないでしょうか?
しかし、この手軽なかつら等にこそ薄毛の進行を速めてしまう原因があるのです。
かつらを長時間付けていると、頭皮が圧迫されてしまいます。
頭全体を覆う形のかつらは特に薄毛を進行さてせしまいます。頭皮が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなるのです。
エクステ・今生えている髪の毛に人口毛を付ける部分的に増やす方法も、髪にはよくありません。
髪の毛に負荷がかかってしまうからです。
ストレスを感じていると薄毛になりやすくなる?!
こちらも良く耳にする情報ですよね。
ストレスを感じると薄毛になりやいのは本当です。
ストレスを感じると、ストレスホルモンが分泌されます。
コルチゾールは体内の活性酸素を増やします。活性酸素は、体内を老化させてしまいます。
また、ストレスで眠りが浅いと髪の毛が十分に育ちません。成長ホルモンの働きが落ちてしまうからです。
ストレスを溜めずに生活することは、なかなか難しいことですが、好きなことに没頭して上手くストレスを発散したり、眠りの質を上げる・ゆっくり湯船につかって身体を癒す・適度に運動をするなどして身体をリラックスさせる事が大切になってきます。
肉と甘い食べ物が実は薄毛対策になる…?!
肉や甘い物と聞くとままり身体にいいイメージがあると思いますが、実は薄毛に効くといわれています。
「ドーパミン」「セロトニン」これらの成分は、ストレスホルモンに対抗するホルモンです。
これらが、増えると気分が高揚して身体が元気になります。
必須アミノ酸がもとで生成されるため、これらは食事から摂取することができます。
その食品の一つが「肉」です。
肉類のたんぱく質に含まれるアミノ酸があります。これが、「ドーパミン」「セロトニン」の分泌を助けます。
魚や豆類のたんぱく質には含まれないアミノ酸ですので、肉類を意識的に摂るといいでしょう。
トリプトファンというアミノ酸からセロトニンを生成するためには、ブドウ糖も必要な成分です。
ブドウ糖を効率的に脳内に運ぶことができるのは砂糖です。
これらの理由で、肉と甘い食べ物が薄毛対策に繋がるというわけです。
実際、ストレスを感じているときに人は無性に肉やスイーツなど甘い物を求めてしまう…なんてこともありますよね。
自分の身体に必要な栄養分をバランス良く摂れるようにしていきましょう。
たんぱく質が髪の毛を育てる?!
ワカメやヒジキなどの海藻を食べると髪が強く美しくなると聞きますが、本当でしょうか?
この情報は、半分正解・半分不正解と言えるでしょう。
海藻に含まれるミネラルなどの栄養分は、髪の成長に欠かせない栄養分です。
しかし、それ以上にたんぱく質が髪の成長には欠かせないのです。
人の身体は、たんぱく質から出来てるからです。
食事制限ダイエットの際に、たんぱく質が抜かれがちです。しかし、たんぱく質がないと身体が作られないため、きちんとバランスよく摂取することが大切です。
無意識に偏食していしまって、必要な栄養分がとれていない方もいますので、今一度自分の食生活を見直すといいでしょう。
さらに、ビタミンも不足してはならない栄養分ですので、ビタミン・ミネラル・たんぱく質をしっかり摂るようにしましょう。
薄毛は親からの遺伝…?
薄毛は親からの遺伝の影響を強く受けるというのは、もっとも耳にする薄毛の話だと思います。
しかし、必ずしも親からの遺伝ではないことがわかりました。
生活習慣などが大きく影響している場合もあります。
ですので、親が薄毛だとしても諦めないようにしましょう。
逆を言えば、親が薄毛でなくても乱れた生活習慣やストレスなどによって、薄毛になってしまう場合もあります。
下記のことを実行するようにしましょう。
- ビタミン、ミネラル、たんぱく質をバランス良く摂取する
- 成長ホルモンと女性ホルモンが分泌されるようにする
- ストレスをためない
- 頭皮環境を良くする為に、頭皮や全身の血行をよくすること
- シャンプーをし過ぎには注意し、頭皮を痛めつけることを避けること
おわりに
いかがでしたでしょうか?
様々な薄毛の情報についてお話しました。
忙しくてなかなか食事に気を付けられないなんて方もいるかもしれませんが、
少しずつでも食事に気を遣う習慣をつけるようにしましょう。
眠りの質を上げたり、血行を良くすることは直ぐに取り入れられる対策としておすすめです。
正しい情報を得て、薄毛対策に臨みましょう!