朝身支度を整えている時なんだか髪形が決まらないかも・・・と悩むことが多くなってはいませんか？
それは毛髪や頭皮からの薄毛のサインかも知れません。
抜け毛の数は変わらないから大丈夫と油断していいるうちに取り返しがつかないほど薄毛が進行している場合があります。
髪質の変化や頭皮の異変に気づくには普段からどうするべきなのかをご紹介していきます。
もくじ
ヘアスタイルが決まらないのは髪に栄養が行きわたっていないせいだった
鏡の前で悩む時間が増えた方はご自身の髪の太さを確認してみてください。以前より髪が細くなっていませんか？
髪の毛に栄養が行き渡らない原因としては血行不良や頭皮の状態悪化が考えられます。
髪の毛に栄養を届けるための血行の流れが悪くなってしまうと髪は思うように成長できず、全体的にボリュームダウンしてしまいます。
また、頭皮の乾燥やアレルギー反応により表皮が薄くなってしまうと髪はしっかり成長できません。
以前頭皮を畑に例えてご紹介したのですが、野菜が育つためにはたっぷりの土が必要ですよね。
髪も野菜同様環境の良い頭皮があってこそ育つのです。
頭皮マッサージで血行促進
ヘアサイクルを正しく循環させるためには毛細血管から髪に必要な栄養や酸素を十分に届ける必要があります。
健康な頭皮環境を保つには頭皮の筋肉を動かしてあげる必要があります。しかし意識して頭皮の筋肉を動かす事は大変難しいことです。
筋肉が収縮することにより血液循環が促されるわけですから非常に大切な役割を果たしていることが分かります。
悲しい事に頭の上半分は筋肉が存在しない部分があり、新陳代謝が衰えるとまずはそこから頭皮環境が悪化してしまうのです。
髪の健康のためにも頭皮マッサージを行いしっかり栄養が行きわたるように血行を促進しましょう。
実は頭皮マッサージは髪だけではなく顔の老化予防にも効果があるとされていますので、一石二鳥と言えますね。
フケは本当は目に見えないサイズ
フケは実は目に見えないサイズだという事をご存知でしょうか？
皮膚の表面は表皮といういくつもの層で形成されています。頭皮の表皮は薄く0.1～0.3mしか厚さがありません。
そんな薄い頭皮で死んだ細胞が角質細胞となり剥がれ落ちているのです。お風呂などで肌をこすると垢が出てきたことはありませんか？
あれは角質細胞が皮脂や汚れと一緒に大きな塊になって取れたものなのです。
頭皮から剥がれ落ちた角質細胞をいわゆる「フケ」というのですが、健康な皮膚から剥がれ落ちるものは目に見えないのです。
ではなぜ目に見えるサイズの「フケ」が存在するのでしょうか？
バリア機能を果たしている角質細胞
目に見えるサイズの「フケ」は頭皮からの大きなヘルプサインなのです。
角質細胞は何層にも積み重なって形成されており、表皮を守るバリアの役割を果たしています。
残念ながら加齢とともにバリアの機能は低下してしまいます。
30代後半になると経験がある方もいらっしゃるかと思いますが、お肌のハリが失われるのと同じです。
新陳代謝の低下から皮膚は外側からの攻撃を防ぐことが出来ず、頭皮にダメージを与え水分が失われてしまうのです。
頭皮に酷い痒みを感じる場合や、フケが増えてきた場合は表皮のターンオーバーが上手くいっていないのです。
あなたのフケは湿ってる？乾いている？
フケには二つの種類があります。フケの種類を見極める事により頭皮の環境を知ることが出来ます。
- フケが湿って塊状になっている
- サラサラした細かい乾いたフケ
①の場合は過剰は脂の分泌が心配されます。原因は毛穴のつまりで頭皮がしっかりと洗浄されていない場合に多いです。
脂性の肌タイプの方に多いのですが、皮膚炎をおこす原因ともなり皮膚炎から大量にフケが発生してしますと、
一気に脱毛してしまう脂漏性脱毛になってしまいます。逆に気にしすぎてシャンプーなどの回数を増やしてしまうと、
②の乾燥肌によるフケがでてきます。
これは必要な脂まで洗い流してしまった結果角質層の水分力が失われてしまう事が原因です。
乾燥肌の方は要注意ですが、どちらの場合も適度なシャンプーときっちりシャンプーを洗い流すことが大切ですね。
肌に合わせたシャンプーを選ぶことも非常に大切となってきますので、ぜひ一度お試しください。
最後に
いかがでしたか？フケが目に見える方は要注意ということが分かりましたね。
また、急激なダイエットは絶対にしてはいけません！何度もお伝えしているように髪に大切なのは栄養です。
ダイエットによる栄養不足は髪の健康をも損ねてしまいます。
髪の状態をしっかりと把握して健康なヘアサイクルを保ちましょう。
