ただやみくもに育毛剤を使用したりしても髪の毛は生えてきません。
まずは、キチンと髪が育つ頭皮環境を整えてる必要があります。
今回は、髪を増やすために大切な基礎知識をお話致します。
頭皮環境を整える
まずは髪が根を張る頭皮の環境を整えることが大切です。
頭皮の環境を整えるのはどうすればいいのでしょうか?
市販で多くの種類が発売されており、手軽に薄毛対策が出来るのが育毛剤のいいところですが、
必ずしもそれで髪が増えるというわけではありません。合わないものを使用すればむしろ減ってしまう原因になりかねません。
育毛剤の使用を始めるのではなく、まずは頭皮にある酸化した汚れを取り除きましょう。
なぜ頭皮に酸化した汚れがのこってしまうのでしょうか?
頭皮からは皮脂が出てきていますlこれは、分泌されてから約48時間経過すると酸化しはじめます。
汗・ほこり・整髪剤・シャンプーなどの洗い残しが皮脂と混ざることで皮脂にこびりつくのです。
最終的に酸化が進んだ皮脂は、「過酸化皮脂」となり脱毛作用のある皮脂に変化します。
毛穴は詰まり、髪の成長には悪影響を与えます。
そのため、酸化した皮脂が頭皮にこびりつかないようにする努力が必要です。
髪に悪いものを取り除く
髪や頭皮にとって毒となるものはどんなものがあるでしょうか?
例えば、髪を洗う時に必要不可欠な水道水に含まれる塩素は髪によくありません。
その他、ドライヤーの熱、合成洗剤使用のシャンプー、紫外線が髪に悪い影響を与えます。
冷たすぎる水と熱すぎる水も髪によくありません。
- 頭皮環境
- 外的要因
- 自然要因
- 身体的要因
例)皮脂、常在菌、乾燥、不衛生、血行
例)刺激の強いシャンプー、ワックスなどの整髪料
例)紫外線、有害物質
例)眼精疲労、ストレス、睡眠不足、内臓不調、乱れた生活習慣や食生活、冷え性
強い髪が育つように血行を良くする
髪の毛を生成するための毛母細胞へ必要な栄養分が運ばれます。
このとき、栄養分は毛細血管を通ってやってくるのです。
したがって、頭皮の血行を良くすることで頭皮に栄養分が届き髪が健やかに成長するのです。
育毛剤をどうしても使用したい場合は…
育毛剤よりも他の方法で髪を増やして欲しいとお伝えしましたが、どうしても使用してみたい方に育毛剤の選び方をお教えします。
市販の育毛剤の種類はかなり多く、どれを選ぶべきか迷うかと思います。
できるだけ低刺激のものを選ぶことが大切です。
育毛剤にはアルコールが含まれています。
水と混ざりにくい成分を溶けるようにしたり、製品の品質保持のため殺菌作用があるため使用されています。
しかし、アルコールが強すぎると頭皮が炎症してしまったりするため出来るだけアルコール濃度が低い物を選ぶようにしましょう。
食べ物でもそうですが成分表には多く入っているものから順に表示されています。
「エタノール」と表記されているものがアルコールの含まれているものですので、出来るだけエタノールの表記が後ろの方のものを選ぶようにしましょう。
育毛剤のタイプは大きく分けて2種類あります。
血行を促進してくれるタイプと髪に必要な栄養を補うタイプです。
どちらのタイプでも血行促進と栄養補給の成分は含まれます。
- 血行促進タイプ
- 栄養補給
血管を拡張するため血行が良くなります。トコフェロールやセンブリエキスなどが血行促進を促す成分です。
髪が生み出される毛母細胞へ成長に必要な栄養分を届けてくれます。ビタミンA、ビタミンB、オウゴンエキスなどにその働きがあります。
薄毛に悩む人は、頭皮が凝り固まっていることが多いです。
頭皮をマッサージしてほぐすことが大切です。
育毛剤は医療品…?
実は育毛剤には、医療品・医学部外品・化粧品の3種類があります。
それぞれ登録料が違い、化粧品が一番安価になります。
医療品に分類される育毛剤で代表的なものは、ミノキシジルです。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
髪を増やすために必要な基礎知識をご紹介致しました。
この知識無くして、薄毛対策はできないといっても過言ではありません。
頭皮環境をしっかり整えて髪が育つ環境づくりをしていきましょう。