まだ10代・20代なのに髪の毛が心もとないと感じる。なんだか周囲の目が頭部に流れがちかもしれないと密かに悩みを抱えているということはありませんか?最近よく耳にする若ハゲですが、一体どこからが若ハゲなのでしょうか?人生まだまだこれからです。開き直らずにしっかりと若いうちから対策していきましょう。
もくじ
辛い若ハゲ・・・原因?遺伝?
そもそもなぜ髪の毛はハゲるのでしょうか?一般的に知られている原因としては以下の4つがあります。
- 遺伝
- 男性ホルモン
- ストレス
- 生活習慣
ストレスや生活習慣と言われると自分で何とか出来るかもしれませんが、遺伝や男性ホルモンと言われてしまうともうどうしようもないじゃないか!!となげやりな気持ちになってしまいますね。しかし悲しい事にハゲの原因は遺伝的な要因が大きいのです。薄毛の原因は男性ホルモンのテストステロンが変化したジヒドロテストステロン(DHT)にあります。思春期あたりから分泌が始まるテストステロンが変化したDHTと毛乳頭のアンドロゲンレセプターが結合すると、毛乳頭はTGF-β1という因子を分泌します。この分泌により毛母細胞が分裂をやめてしまったり、死滅させられてしまったりする訳です。
つまり、遺伝子的にハゲやすい人はDHTとアンドロゲンレセプターが結合しやすいのです。ハゲにくい人はDHTの作用が出にくいので、ストレスを受けようが、生活習慣が悪かろうが薄毛にはならないという事です。
こんな人は要注意!若ハゲのチェック方法
若ハゲにならないためにも、若いうちからしっかりと生活習慣を見直すことが重要です。学校や仕事でストレスを受けたり、ファストフードに頼り切った偏った食事ばかり続けていると大変な事になりかねません。忙しいからといって夜お風呂に入らずに寝てしまう行為も自分の毛根をいじめる行為でしかありません。
- 睡眠不足
- ジャンクフードやファストフードばかり食べている
- 汚れたまま就寝し、頭皮が清潔な状態ではない
今ハゲていないから大丈夫と安心している方も、遺伝子的にハゲやすい、ハゲにくいがすでに決まっていますので、しっかりとバランスの取れた食事を心がけて、しっかり眠ってストレスを溜め込まないように注意しましょう。若ハゲにも前兆や予兆があります。シャンプー時の抜け毛の量、抜けた毛の太さ・長さをしっかりと確認するようにしましょう。髪の毛は1日平均で50~100本抜けてしまいます。それよりも確実に多い場合や、抜けた髪の毛が細かったり、短かったりする場合は成長しきれずに抜けてしまっている可能性がありますので、注意が必要です。
若ハゲの防止・対策はお早めに!
先ほど紹介しましたように生活習慣を整えることが重要です。しっかりとした食事で髪の毛に栄養を与え、成長させるためにも理想的には睡眠時間を7時間ほど確保するようにしましょう。なにより大事なことはストレスを溜め込まないことです。ストレスが溜まることにより血行が悪化してしまいますので、悩みを抱え込まずに運動したり、誰かに相談してしっかりとストレスを発散しましょう。
育毛剤で髪を育てる
時すでに遅し、若ハゲの前兆がある方は躊躇わずに育毛剤を使ってみてください。育毛剤は今ある髪の毛を育ててくれる役割を果たします。すぐに効果が表れないので根気よく継続することが大切です。また髪質など人によって違いますので、自分に合った育毛剤を選ぶことが大切です。頭皮に異常がある場合に育毛剤を使用しても悪化してしまう可能性もありますので、まずは頭皮を良好な状態に持って行くことから始めましょうね。
10代・20代の若ハゲのおすすめ対策・改善方法
育毛剤やサプリメントといった対策もありますが、若いうちは金銭的にも厳しいという方もいらっしゃるかと思います。まずはしっかりと生活習慣を見直し、手短にタバコを止めてみる、食生活を見直す、頭を清潔に保つ、紫外線対策を行うなど髪の毛をしっかりといたわりましょう。髪の毛は「タンパク質」「亜鉛」「ビタミン類」などで生成されています。しっかりと髪の毛に良い成分を摂取するよう心がけましょう。
髪の毛に良い食べ物を摂取しよう
ビタミンA | 頭皮環境を整える | 肉類、魚、乳製品 |
ビタミンC | タンパク質の合成 | レモン、オレンジなど柑橘系果物 |
ビタミンE | 頭皮の血行を促す | オリーブオイル、ひまわりオイル |
タンパク質 | 髪の主となる成分 | 大豆や牛乳、海藻など |
ミネラル | 髪に栄養を補給 | 海藻、大豆製品 |
亜鉛 | 細胞を増加させる | 牡蠣、卵、肉類 |
同じ食べ物ばかり食べていても食生活が乱れるだけですので、バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。
若ハゲの治療方法とは
若ハゲの対策をご紹介しましたが、若ハゲはもちろん放置していては治りません。ハゲに関して悩みストレスを抱える前にしっかりと自分に合った治療を行いましょう。自分がハゲやすい遺伝子なのかを調べる遺伝子検査キットもありますので、明らかに若ハゲではない!という方はここからスタートしましょう。お値段はそこそこしますので、すでにハゲが目立つという方はそのお金を治療に回しましょう。
- AGA治療薬剤の直接注入
- 投薬によるAGA改善
- 植毛手術
- 育毛剤、発毛促進剤、発毛剤
- サプリメントの摂取
育毛に関しては即効性はありませんので、同窓会や合コンといった突然のシーンには増毛スプレーや増毛パウダーの併用もオススメです。ただしこちらの増毛スプレーも使い方によってはハゲバレの可能性もありますので使い方をしっかりと調べた上で使用するようにしましょうね。こちらもチェック!
最後に
いかがでしたか?若ハゲに関してご紹介してきましたが、ハゲてしまったからと諦めずに早めに治療を行う事が大切です。ストレス社会と呼ばれる現在では十分な睡眠時間を確保することもままならず、それ自体がストレスになってしまう事もあるでしょう。忙しいからと自分自身をおざなりにせずに、しっかりとした生活習慣を送り、ハゲ防止に努めましょう。