薄毛の悩みは男性に限ったことではありません。女性の社会進出が増えてからは女性が髪に対する悩みを持つ方も増加してきています。社会で受けるストレスは髪や肌に大きな影響を与えます。
どのような女性が髪に悩みを持っていて、どういった内容の悩みを持っているのかをご紹介していきます。
女性の美しさは髪から
昔から「髪は女の命」という言葉があります。平安時代のお姫様たちの髪は皆長く美しく、いつの時代の女性も髪を大切に扱ってきたという事が分かりますね。 実は昔は現代とは違い毎日お風呂に入る風習もありませんでしたから、髪の毛は特に念入りにお手入れをされていたそうです。髪を美しく保つために櫛を通したりお香を焚いて香りづけなんかもしていたようです。
それは今も変わらず数あるシャンプーの中から自分の髪質に合う物を選んだり、オイルを付けてツヤを出したりと様々な工夫を髪の毛に施していることでしょう。髪の毛が絡まっていたりボサついていると第一印象は悪いですし、なんだか不潔な印象さえ与えてしまいますよね。女性の印象をも左右する髪ですが実は様々な悩みを抱えているのです。
若く見えるかどうかは肌よりも髪?
さて、女性の若さは一体どこで判断されるものなのでしょうか?肌質やシワの増加といった見た目で判断されることが多いのではないでしょうか。肌のトラブルだけではなく髪の毛の質やツヤも影響しています。では実際に想像してみてください。肌やシワはなくても髪の毛がボサボサでまとまりがなく、枝毛や白髪が目立つとどうでしょうか。この人少し年齢が高いのかな?と判断してしまいそうですね。
このように肌質だけではなく若く見えるかどうかは髪の影響も大きい事が分かりましたね。恐らく多くの女性がそうだと思いますが髪の毛にしろお肌にしろお手入れにはかなり力を入れているのではないでしょうか。私も髪質が他の人よりも細くシャンプーの種類によっては肌トラブルにつながるほどチクチクしてしまったり、うねりが酷くなったりしてしまいます。うねりを隠すためにヘアアイロンをあてたりオイルを付けたりと髪の毛がキレイに見えるように努力しています。
ストレスは髪の大敵
薄毛の大敵は何なのでしょうか?やはり大きな原因の一つはストレスにあります。仕事内容が大変だったり、睡眠時間が少なかったりとストレスを受ける理由は増加しています。家庭に入って家事をしていた時代もストレスはあったでしょうが、社会に出ることによってやはりストレス値は上がってしまいます。共働き世帯が増え、仕事もして家事もして、男性が手伝ってくれない・・・となると相当なストレスになると思います。ストレスの原因はその他様々で、災害によるものや、慣れない土地で暮らすもの、周囲の見た目が気になるなどがあげられます。ストレスをため込んでしまうと自律神経の乱れによって血行が悪くなってしまったり、ホルモンバランスが崩れてしまいます。そうすると毛周期と呼ばれる髪の毛が生えるサイクルが乱れてしまい薄毛に繋がってしまうのです。
20代、30代の女性でも薄毛に悩み?
男性と違い女性は幅広い年代で薄毛の悩みを抱えています。髪の毛の分け目が気になる、ボリュームがない、抜け毛が多いなど10代から60代までまさに全年齢の悩みとなっています。特に20代~30代はオシャレに力を入れる年齢ですので髪の悩みを抱えている方は多いようです。身近な人から髪質に関して指摘を受けて改めて気づく人も居れば、鏡に映る自分の姿に驚いてしまうという方もいらっしゃるようです。
実は髪の悩みは昔から存在していてカツラは古代メソポタミア時代より前から存在していたりするのです。日本では江戸時代からみかんやゆずといった柑橘類を主成分とした毛生え薬が販売されていたそうです。現代では薄毛改善のドライヤーを含めサプリなど様々な商品があります。便利な時代になりましたがどの商品が自分にあっているのか、本当に髪質が改善されるのか試行錯誤の毎日ですね。いつまでも美しくキレイに見られたいという気持ちから、年だから薄毛は仕方ないと諦めがつくものではありません。そういった理由から幅広い年代の女性が髪に悩みを抱えています。
最後に
まだ若いのに髪に悩みを抱えているのは恥ずかしいと考えられていた人はいませんか?髪の悩みは男性だけの物ではありません。鏡に映る自分を見ないふりをするのではなく、自分だけではなく他の人も悩んでいるんだとストレスを抱えるのではなく生活習慣を見直してストレスを改善するなど、少しずつでも大丈夫ですのでしっかりと薄毛と向き合っていきましょう。