髪にいいものを普段から摂取することは、薄毛対策に欠かせないことです。
今回は、髪にいいと言われているシリカ水やフィトケミカルを含む食品についてお話します。
もくじ
シリカを多く含む水が毛髪にいい影響を与えてくれる
シリカ水の働き
シリカはケイ素のことであり、細胞膜に含まれています。細胞膜の強度を高める働きをしています。
しかし、シリカは体内で生成されず年齢と共に体内か減少してしまうのです。シリカは髪のみならず、肌・血管・骨など様々なところに含まれているため減少すると弱まってしまい老化に繋がるのです。シリカ水は、健康のみならず美容面でも注目されています。
コラーゲンが髪を太くする
コラーゲンは髪を太くしてくれる、たんぱく質の一種でアミノ酸のことです。
サプリメントや飲み物で摂取するよりも体内で生成する方がいいでしょう。
シリカによってコラーゲンの生成が助けられます。
ですので、シリカを摂取することが髪を太くすることに繋がるのです。
フィトケミカルの含まれているものを食べよう!
シリカの他にも摂取する事で、髪にいい影響を与えてくれる成分があります。
それは、フィトケミカルです。
ギリシア語で「フィト」は植物、「ケミカル」は化学物質を意味します。
薄毛の原因の一つ「活性酸素」を減らしてくれる抗酸化力の高い食品を摂取するようにしましょう。
抗酸化力の強い食べ物のの多くは、植物性のものです。
植物は、「活性酸素」から自分の身を守るために抗酸化物質である「フィトケミカル」の成分を多く含むことで炭酸ガスを吸収し酸素を排出します。
フィトケミカルが多く含まれる食品
フィトケミカルは、色・香り・辛み・苦みが強いものに多く含まれていると言われております。
また、太陽の光を浴びたものに多く含まれますので旬の食材をいただくといいでしょう。
下表以外ですと、きのこ類やシソ科のローズマリー・セージなどの香り高いものなどにも含まれます。
- アントシアニン…なす・むらさきいも・ベリー系
- イソフラボン…大豆・納豆・豆腐など大豆製品
- フラボン…セロリ・ピーマン・パセリ
- カテキン…緑茶・カカオ
- フラボノール…ブロッコリー・玉ねぎ
- フラバノン…柑橘類
- αカロテン…かぼちゃ・ニンジン
- βカロテン…かぼちゃ・ニンジン・トマト
- βクリプトキサンチン…ほうれんそう・みかん
- リコペン…トマト・すいか
- ルテイン…ほうれんそう・ブロッコリー
- ゼアキサンチン…かぼちゃ・とうもろこし・もも
- イソチオシアネート…大根・わさび・かぶ
- システインスルホキシド…玉ねぎ・きゃべつ
フィトケミカルを効率的に摂取するには?
フィトケミカルは植物の細胞・細胞壁に多く含まれています。摂取する際に、その細胞壁を壊すことで体内に吸収されやすくなります。
細胞壁は、熱を加えると壊れるので鍋やみそ汁など栄養分を逃すことなく食べられるのでおすすめです。
よく噛むことも効率的に摂取するコツです。
お酒は薄毛対策のうえで、控えるべきものとされていますが
ポリフェノールが豊富な赤ワインを1~2杯飲むのもおすすめです。
ステーキが実は薄毛対策に効果あり?!
お肉はコレステロールが含まれるため、身体や髪の毛に悪いのではと思われるかもしれませんが、
実はそのコレステロールが健康な体を作るための大切な役割をしているのです。
ですから、ステーキを週に2回ほど食べるのはいいことなのです。
コレステロールが体に悪影響を及ぼすのは「活性酸素」と結びついたときですので、
活性酸素を無くしてくれるフィトケミカルを多く含む食材と一緒にお肉を食べるといいでしょう。
性ホルモンを増やそう
コレステロールは、髪や身体を元気にする働きのある性ホルモンを生み出すのに大切な物質です。
性ホルモンが与えてくれるいい影響についてはこちらの記事に書いておりますので、チェックしてみてください。
おわりに
一見、摂取するのを控えた方がよさそうな「ワイン」や「ステーキ」も
適量摂取すれば髪にいいというのは嬉しいことですよね。
今日の夕飯は早速フィトケミカルを多く含む旬の野菜とお肉ををお鍋で煮込み、
緑茶やワイン片手にいただいてみてはいかがでしょうか?